ご家庭のオーブンで手軽に焼成できる、陶磁器用絵具です。余熱をせずに、常温の状態で作品をオーブンに入れ、150℃の低温で35分間焼き付けることによって定着します。
焼付け前であれば、水やアルコールでの修正も可能です。焼付け後の作品は水洗いしても色落ちしません。
APマーク*取得の人体に無害で安全な水性絵具ですから、作品は暮らしの中の器として、安全にお使いいただけます。
白色が混ざったような淡い色彩です。
★使い方★
① 準備(描き始める前に)
素材をきれいに洗い、キッチンペーパーなどでよく拭いて、水気を完全に取り除きます。表面に汚れや水分が付着していると、絵具の定着力が弱まる原因になります。
② 絵具を攪拌する
ボトルの中の絵具は顔料が沈殿しやすいので、マドラーや割り箸などでよくかき混ぜてから使用してください。絵具がよく混ざっていないと、定着力が弱まる原因になります。
※ゴールドなどメタリック色は特に沈殿しやすいので、十分にかき混ぜてください。
③ 塗布する
乾いた筆やスポンジなどを使って絵付けします。絵具に水を混ぜたり、水を含んだ筆やスポンジで描くと絵具の定着力が弱くなります。色を薄めるときには、ポーセレン150ディリューアント(薄め液)をご使用ください。使用する色を変えるために筆を洗った場合は、水分をよく拭き取ってからご使用ください。※絵具をムラなく塗りたい場合は、陶磁器に適したムスティエ筆や、毛質の柔らかい動物毛の筆がお薦めです。絵付け後、最低24時間以上は自然乾燥させてください。厚塗りした場合やアウトライナーを使用した場合は、3日~5日以上自然乾燥させてください。室内の温度や湿度、絵具の厚塗りの度合いによって必要な乾燥時間は異なります。
④ オーブンレンジで焼付け
作品を常温のオーブンに入れ、余熱はせずに、150℃/35分に設定して焼付けます。必要に応じてオーブン用温度計をご利用ください。焼付け後はすぐにオーブンの扉を開けず、作品が冷めるまで1~2時間庫内で放置します。
※庫内の温度が高いままオーブンの扉を開けると、急激な温度変化で作品が割れる場合があります。
★作品例★